2015年

9月

10日

手から手へ

農家さんから野菜が届き、その箱をあけると季節の便りのような野菜と畑の事や日常の出来事が書かれた手紙が入っている。

いつもその両方の便りを見てそして読んで、それからどう調理しようか考える。

農家さんの便りで自分は関心や感動をして、そして様々な事を学んでいる。

なんだかこういったアナログっぽい事が好きだし、こうすると料理も楽しくなるから。

「この人のは野菜の味が濃いから・・・ あの人が作る人参は香りがいいから・・・」とか作り手によって調理も変えたりしてる。

昨日お客さんから「こういった料理をプロデュースするって方法があるよ」っていうお話しをして頂いた。

自分の想いを世の中に打ち出していく様々な方法があるだなって思った。 

自分が現場に立たずに済めば、より多くの人にこの料理を教えて世の中に広める事ができる。

ただ、正直ピンとこないね。

もちろん合理的なんだけど、中身がないような気がしてならないんだよね。

また数字の世界に戻っていくような、アナログ臭さが消えちゃうような。

自分が求めてるのは土臭くて、その土地の色が濃く出てて人と人の距離感が近い感じ。

まぁそれに自分は頭悪いから賢い人たちみたいに大きく展開なんてできないしね(笑)

自分は自分にできる範囲でこの現場の便りをみんなに届ける!

それが一番だな。

自分はアサンテサーナカフェというカフェに出会って、そこで佐山さんという自分の人生を素晴らしい方向にもっていってくれた母のような姉のような存在に大きく影響され、今の自分がある。

そんな佐山さんの価値観や志を継ぐようにこのお店が存在しているような気がする。

また別の誰かがこの価値観を引き継ぎ同じような気持ちでこいうったお店がそれぞれ地域に広がればすごくいい!

もしウチみたいなお店を出したいとか、自分の想いに共感してくれる人がいればいつでも相談に来て欲しい。

自分の手に届く目に見える範囲で価値観や志を広げて、ともに歩んでいくのは本当に素晴らしい事だから。